ビスマス結晶製作レシピ
Youtubeやテレビ書籍などで大人気のビスマス結晶製作。
当店ティンアロイのお客様からお寄せ頂いた
ビスマス結晶製作の様子とともに製作に必要な用意をご紹介いたします。
目次
服装を準備する
道具を用意する
結晶製作
~服装を準備する~
ビスマスは比較的低温で溶ける金属ですが
溶けた状態は272℃
飛び跳ねて皮膚に付着すると火傷してしまいますので溶けた状態は272℃
念のため目を防護しましょう。
手や足の肌の露出を避けて下さい。
手袋 軍手でも良いですが火傷を防ぐため出来れば革の手袋
長袖の服 またはアームカバー
防護メガネ メガネを着用されている方はそのままでよいかと思います
軍手・アームカバー・防護メガネは100円ショップで手に入ります。
エプロン どんな方向に溶けた金属が跳ねるか分からないので
できれば半ズボンも避けて下さい。
ビスマスに限らず金属を溶かすと
煙が出ますので室内の換気もして下さい。
この結晶製作をお子様が作業される場合は
絶対に保護者の方が監督し、作業を手伝ってください。
高温の溶けた金属が思わず跳ねて火傷する危険があります。
~道具を用意する~ つまみ出して結晶を作りたい場合
ティンアロイのビスマスチップ
またはビスマスインゴット インゴットはハンマーで簡単に細かく砕けます
ステンレス製の鍋 または ステンレス製のボール
※ステンレス製は必須です。アルミメッキ製の場合結晶が発色しなくなります。
ピンセット
熱い鍋やピンセットをつかむための鍋つかみ または 布巾
小さい鍋やボールでやる場合は
コンロの上に載せるための網
木のスプーンかヘラ または ステンレス製のスプーンかヘラ
~道具を用意する~ 容器の内側に結晶を作りたい場合
ティンアロイのビスマスチップ
またはビスマスインゴット インゴットはハンマーで簡単に細かく砕けます
ステンレス製のカップ 底の深いステンレス製のお玉 など
コンロに敷く網
木のスプーンかヘラ または ステンレス製のスプーンかヘラ
ペンチ
溶けたビスマスを捨てる為の容器(再利用する場合はステンレス製容器)
ビスマス結晶をカップから取り出す為のハンマー
※お客様からお寄せ頂いた実際の写真です。
~結晶製作~
水分厳禁です!
汗や飲み物の結露など水分がビスマス材料や道具に付いていたり
鍋や容器の中に汗や飲み物の結露が入ると爆発します。
ティンアロイのビスマスチップを入れた
ステンレス製の鍋やボール、
ステンレス製のカップを火にかけます。
容器が小さい場合はコンロの上に網を敷きましょう。
ビスマスチップが溶けるまで待ち、
膜が浮いて来たら木のスプーンかヘラですくい取りましょう。
ちなみにこれはゴミなどでは無く、
酸化膜といって空気に触れビスマスが酸化した事によりできた膜です。
容器の中の結晶が大きくなるまで待ち、
ピンセットでつまみ出します。
容器の中の結晶が出来ているかどうか、
大きくなっているかどうかを見極めるのが難しい工程です。
つまみ出して作るレシピはここで完成。
容器の内側に結晶を作りたい場合は、
容器をペンチでつかんで中の溶けたビスマスを別の容器に捨てます。
溶けたビスマスは再利用することが出来ます。
再利用する場合はステンレス製容器に捨てて下さい。
容器や中のビスマス結晶が冷めたら
容器の縁をハンマーで叩き、ビスマス結晶を取り出します。
このままでは結晶が見え辛い・見えない場合は
結晶をのぞかせたいところへ
ペンチでコツコツと慎重に叩いて穴を開け
周りを剥ぎ取って穴を大きくして結晶をのぞかせます。
容器の内側に結晶を作るレシピはここで完成です。
ビスマスチップ(純度:99.99%) 1kg
ビスマスチップ(純度:99.99%) お得パック3kg